2017年3月4日土曜日

イベント報告(最後です)

イベント報告は、これで最後になります。
~前回の続き~
【3部】、質疑応答、そしてアンケートです。
第3部は、質疑応答でした。
たくさんの思いや感想を述べていただきました。

・Yukariさんの気持ちの切り替えについて
・東京でも出来ることことは何か?
 →署名活動や寄り添い続けてほしい。
・参加された団体のイベントの紹介。
・講師と参加者というスタイルではなく同じ空間で共有できた。多くの市民に聞いてほしい。
・障がいを持つ方への支援についても皆さんに考えてほしい。

どの声があがりました。

最後に皆さんからいただいたアンケートをご紹介します。


○同じ母親である心配と葛藤を共感しながらききました。
 歌が、目の前できけて、熱量をかんじて、これからもずっと歌い続けてほしいと思いました。
 立ち向かう勇気をもらいました!ありがとうございました!

○3.11の時、子供は2歳でした。間隔過敏でパニックになるのでずとダッコしてゆらゆらとして
 余震で怖がらないようにしていました。自閉症の子どもでしたので。
 不安感を口にできずに棚に上げていましたが、やっと向き合えるようになってきました。
 様々な当事者の自助グループでは、「語りっぱなし。開きっぱなし」というスタンスで茶話会が開かれています。
○そのようなイベントが講演会やコンサートの後に行われる会があったら、参加したいと思いました。
 Yukariさんの悲しい現実を訴える時の表情とおもしろいことをいうときの表情と、たましいからしぼり出てくるような  歌声やその表情に、なんのかまえもなく、すべてごく自然にうつりかわる様子にとても素直な気持ちになれて、心をうたれました。
○棚澤さんのまっすぐなまなざしにも心をうごかされました。
 原発のことだけでなく、生き方を動かされる方も多いのではないでしょうか。
 今日は大変感動しました。ありがとうございました。

○ゆかりさんを初めて知り声量に感動し涙が出ました。震災の年の秋には「チーム小平(当時小平市民)」の一員として、石巻にボランティアで参加しましたが、 あの3県の中の広ーいとぢの中の針のひと刺し部分のお手伝いしかできない自分がはがゆくて自分なりの事しかできません。
TV(NHKなど)とかこのような集まりが共有していけるといいと思います。
○途中で次の予定に行こうと思っていたけれど、それどころじゃなくて最後まで参加させていただきました。
○名前、顔を出して活動しているYukariさん、棚澤さんの生の話し、歌を聴くことができてよかったです。 活動もすばらしいと思います。 今回は響き床でしたが、もっと多くの市民に開いて感じてほしいと思いました。広報のやり方など変えて、 こもれびホールや小ホールなどで開催するのはどうでしょうか?主催の方!
○被災時とその後のお話、6年経っても心に刺さります。言葉になりません。
自分に出来ることを探って、関わるしかありません。歌、とても素敵でした。
御用メディアに望むべくもありませんが、今の現状をもっと広く伝えて欲しい。
自分からももっと求めていくようにしようと思います。
○大変よかったです。6月議会で、原発避難者への住宅支援の継続を求める意見書の提出し、賛成多数で可決されま
した。ただそれだけでは、実際の支援に繋がらずもどかしい気持ち で過ごしていました。早速、市の担当部署にヒアリングに行きました。住宅支援を続けるように諦めず、風化させず避難者の方に気持ちを寄り添わすことを続けていきます。 また何かあれば情報交換させていただきたいと思います。
アンケート

○とても良い会でした。福島のことはここ最近ではもう、どこか遠くで起きた出来事のような気がしていたけど、 いじめの報道があってからは、私たちの世の中全体の問題なんだと感じていました。
 今まで自分に何ができるかわからなかったけど、今日のお話しを聴いて「福島のことを忘れない」
「普通の友達になる」という2つは私にもできることなので、力が湧きました。
○とても良いイベントでした。Yukariさんとお話ししたかったけど、時間が押していてお話できず残念でした。 なまりがあって雰囲気が温かい人でした。棚澤さんも素晴らしい人柄でした。
○いわき市で幼少まで過ごしました。Yukariさんのお話、棚澤さんの写真に、故郷を思い出しました。 そんな故郷が大変なことになっていたのを、改めて実感しました。
 風化させない、自分たちでずっと関心を持つことが改めて大事だと思いました
○うちに帰って、夫にもCDをかけて写真をみせて、再現してみました。少しつたわったかな?
 下の子が大きな音にしてのびやかな声を存分に聞かせてくれました。
お母さんの暖かさ、力強さ、優しさのようなものがここちよかったのかもしれません。
○避難解除目前にして、西東京市で脱原発活動をやりつつも、なかなか避難者都の方との交流を持てずにいましたので、西東京市に避難された方が、いじめでまた引っ越した、と聞いて、とても悲しく、残念に思いました。子どもたちがそういういじめをするというこことは、その子たちの親、ひいては、大人の問題なのですから。これからも連携させていただければと思います。
○えいがでやっているみたいだった。
ゆかりさんはうたっているところがいいとおもう。外であそんでいてもきこえた!
たなざわさんにあてるつもりじゃないのに変勉強になりました。アンパンマンあてちゃったの。なげかえしてきた。 おもしろかった。ヒヒヒッ!


改めまして、ご参加いただいた皆さん、Yukariさん、棚澤さん、響き床の遠山ご夫妻、
そして、周知などにご協力いただいた皆さんに感謝申し上げます。
早速、イベント終了後、集まった方々で行動にうつしたり、繋がったり、次に向けての企画も誕生しそうです。
主催の私自身は、Yukariさんの「やっぱり福島に戻りたい」その言葉が心に残っています。
3.11を節目にしてしまいがちですが、震災からの復興、そして、未曾有の原発事故は収束にはまだまだ時間がかかります。(原子力緊急事態は2011年3月11日の夕方から発動されたままです)
私も含め、このイベントでのことについて、考え、伝え続けていただくことを願います。
※このブログはイベント告知ブログとして情報をお伝えしてきましたが、福島について主催者が気づいたことや、Yukariさん、棚澤さんの情報をお伝えする場として今後も続けていきたいと思います(^_^)